あなたがストレスで、時に自殺したくなるほど悩んでいるなら、休職するなどして、とりあえず今の状況から逃げることが必要です。

無理に出勤していると、無意識にホームに入ってきた電車の前に身を投げたりして、本当に死んでしまうかも知れません。

死のリスクを回避するためなら、仮病でもなんでも使ってまず自分を守ることです。そもそも、実際に死にたくなるほどストレスが大きいなら、それは本当に病気であって、仮病ではないのです。

精神的な不調で会社を休むことには、根がまじめな人ほど罪悪感を感じます。なぜ罪悪感を感じるかというと、無理して会社に行ってしまえば、なんだかんだといって、夜まで仕事をこなしてしまうことが分かっているからです。

これが、大腿骨を骨折したとか、胃潰瘍で血を吐いたとか、インフルエンザで40℃の熱があるとかいう場合だと、少なくとも罪悪感は感じないと思うのです。

しかし、心身症・自律神経失調症、うつ、適応障害といった精神的不調の場合は、会社に行くまでは動悸や息苦しさに苛まれるものの、会社で同僚に挨拶し、デスクに座れば否応なしに仕事がはじまり、そうこうしているうちにどうにか仕事をこなしてしまう日々が続いているので、「やれるのに休むのは仮病」という気になってしまうのです。「誰でも仕事はつらいものだから、自分だけが逃げるのは卑怯」とか考えてしまうのです。

結果、その状態を何か月も続け、心身はボロボロになり、一部の人は、本当に自分で自分の命を終わらせてしまうのです。

精神的につらくなったら、「自分が弱いのではないか」とか、「他の人も頑張っているから」などと考えて、自分を叱咤してはいけません。こういうときは、他人のことより自分のことを第一に考えましょう。同僚も限界に近いような働き方をしているなら、同僚より先にリタイヤするほうが賢いです。
とにかく病院に行って、なるべく都合の良い診断書を手に入れましょう。

はじめて心療内科や精神神経科を受診すると、鬱の診断チェックシートを書かされたり、医師や臨床心理士などから聞き取りがあります。他人に自分の心のことをさらけ出すのは気が引けるかもしれませんが、彼らは守秘義務を守ってくれるので大丈夫です。

精神的な不調を言葉で伝えるのは案外難しいものですが、うつ病、適応障害等の典型症状は、ネットで調べればいくらでも載っています。そこに書かれたものを見れば、「ああ、これは自分と同じ症状だ。こういうふうに表現すればいいのか」と分るでしょう。予め、十分「予習」した上で、しっかり自分の症状を医師に伝えて下さい。

鬱などの精神疾患に関しては、労災認定の壁はまだまだ高いのですが、それでも、現在は「判定基準」が定められ、内容も公開されていて、かつての、雲をつかむような状況ではなくなりました。

関連記事:うつ病で労災認定を受ける方法

判定基準が、「点数の積算により判定する」という形で明確になったことは、労働基準監督署の監督官にとっても認定がやりやすくなったし、労働者の側でも、十分な準備をしてかかれるというものです。

このような対策をすることを、「ウソ」と考える人もいるでしょう。

しかし、ブラック会社やパワハラ上司から身を守るためにすることであれば、たとえそれが「ウソ」であっても、非難される筋合いはないと僕は思います。緊急避難です。

ストレスで健康を害したり、まして命を落とすぐらいなら躊躇せずウソをついて身を守って下さい。

緊急避難です。恥じる必要はまったくありません。

 

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