根性系の研修の多くは、「会社・上司の命令への絶対服従」をし、一切の疑念を挟まずに、会社の命令に従う人格を作り上げることを目的に行われます。

表向きは、そこまであからさまに言わなくとも、訓練に入れば、まさにそのようなメニューが山のように並んでいます。

 

<講師ってこんなレベル>

講師陣は、校長、塾長などと呼ばれる、全体を統括する講師が1名、それを補佐役が数名で構成されることが多い。ちなみに、この補佐役たちは(下手すると主任講師まで)、総じて、たいした学歴も経歴もビジネススキルも持っていないことが多いです。

(ちなみに、本家「地獄の特訓」の初期メンバーが独立して立ち上げた、とある社員研修請負会社のサイトでは、長らく「講師一覧」に各講師の学歴・経歴を載せていましたが、揃いも揃ってFラン大学出身者であると2chで笑いものになり、あわてて学歴部分を削除して現在に至っています)

実際に研修が始まれば、理論は貧弱、大声と気合と筋力だけが指導技術という講師ばっかりなのに、すぐ気付くと思います。

人間的に自分より優れたものを持ち、尊敬できる相手に指導を受けるならともかく、こんな連中にご高説を垂れられるのは、プライドが許さないですよね。

実際の訓練より、そっちのほうがよほど苦痛だと思いますが、有利な条件での休職を勝ち取る過程だと思って、しばし我慢して下さい。

 

<ICレコーダーの持ち込みには工夫が必要>

証拠確保にICレコーダーは必須ですが、これらの研修では、携帯電話の持ち込みも許されないのが普通です。ですから、上手に隠して持ち込むしかありません。

ボールペン偽造型やメモリースティック偽装型などもありますし、筆箱などの筆記用具を利用して隠す方法もあります。事前にしっかり準備して下さい。

 

<研修が始まったら>

さて、会社が外部コンサルに依頼して行う、軍隊式研修にあなたが参加することになりました。

研修所に着いたら、最初は、普通の参加者に混じり、他の人と同じようにしていれば良いでしょう。

初日に教官と訓練生の位置づけを明確にするためのセレモニーがあり(教官が絶対者であり訓練生には疑念や反論を許さない、とか)、中には「固めの杯」を交わすところまであります。

アナクロニズムの極みですが、この段階でいきなり反抗してはいけません。他の人と同じようにしておきます。尚、訓練生は班やグループに分けられ、寝起きをともにすることになりますが、それらの仲間にも、自分の計画を一切打ち明けてはいけません。

 

いよいよ、実際に訓練が始まったら・・・・、まずは、普通に努力しましょう。少なくとも、そのフリはしましょう。お約束の罵声が飛んできますが、犬が吠えていると思って聞き流しましょう。

 

労災による休職まで狙っていこうとすると、初日や2日目でリタイヤしては、説得力がありません。課題はクリア(課題という関所を何箇所か設け、これをクリアできない限り卒業できない、という仕組みが多い)しなくとも構いませんが、始まったばかりの時点では努力だけは(フリでも)しましょう。

 

その上で、日程の中盤辺りから、いよいよ作戦始動です。

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